将棋

将棋から考える。民主主義は最善なのか(その1)。

初めてブログ開設し、趣味の将棋ネタをこんなに書くつもりはなかったのですが、藤井・ひふみんフィーバーに乗っかって、少し記事の本数を重ねました。時事に沿ったほうが、ブログというのは書きやすいようです。読んで頂いて、もっと役に立つような話題や、…

藤井四段とハロー効果・ピグマリオン効果

藤井四段がデビュー29連勝を達成した。奨励会三段リーグの成績が13勝5敗で、この勝率で考えれば、29連勝は、確率的には奇跡(約0.008%、12500分の1の確率)である。では三段リーグが強すぎるのかといえば、そうとも言えない。ここ数年、藤井四段以外で三…

コンピュータ将棋の強さ、将棋の深さ

勝敗を決するまでの将棋の手の数は、宇宙に存在する原子の数よりも多いと言われている。だから、いくら人工知能の発達しても、将棋の手をすべて読み切るのは不可能とされる。今のコンピュータ将棋は、人間の作りあげた定跡は無視して、全部の手を読む+コン…

コンピュータより弱い将棋のプロの存在意義はあるのか?

人工知能の前には、人間の将棋はもはや敵わなくなった。現名人の佐藤はコンピュータソフトのポナンザの前に、全く歯がたたなかった。またあるトッププロは、コンピュータとのレーティング差が、1000点はあることを語っている。この差は、とんでもなく大きく…

プロ棋士を目指すべきか

2016年、本棚には将棋の定跡書がずらりと並び、アマ強豪の個人レッスンも受けていた、小学4年生(10歳)の市岡君が、小学生名人となった。その後、期待されて、プロの登竜門である奨励会に7級で入会。しかし7級のまま昇級果たせず、退会となった。ベテラ…

藤井聡太四段は天才か

藤井聡太四段は、12歳のときに、プロの猛者も参加する難問ぞろいの詰め将棋選手権に、満点で優勝している。現在、詰め将棋を解く能力は、彼が日本一であろう。プロ棋士ならば、長手数の詰め将棋でも、苦もなく解けるのだろうが、難問の詰将棋は、盲点とも…

加藤一二三は天才か

加藤先生は、対局マナーが悪いと、ときにひんしゅくを買うことあった。大きなカラ咳や鼻息、対局相手の後ろに回って盤をみる「ひふみんアイ」、駒をパンパンと打ち鳴らす空打ち・・・。でも、決して相手にたいして嫌がらせや悪意があるわけでなく、将棋にの…

加藤一二三は大棋士か?

前の記事は、昔録画してあったビデオを見直して書いたものだが、検索してみると、この番組の書き起こしの記事があった。やはりネットの情報力は、すごい。 今となっては加藤先生は、すっかり愛嬌のあるかわいいキャラのようになってしまったが、60歳時の先…

加藤一二三(ひふみん)の人生

いま話題の棋士、ひふみん、加藤一二三の60歳の頃のインタビューの記録があったので、記事にしてみたい。 対局に臨む際には、全力投球で相手を負かす、必ず勝つという気持ちを持って、将棋盤の前に座る。だがこれは本能みたいなものであって、そのための準備…

経験値なんて、たいして役にたたない?

将棋倶楽部24という対局サイトがあり、プロやアマチュアトップなども腕を磨くべくゴロゴロいて、真剣に将棋に取り組む人が多いサイトです。私もこのサイトで長年、将棋を指していて、開始時の私の段位は2段でした。それから約20年、このサイトで8000局…